my魂

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 皆様、こんにちは。
 今日でとうとう、魁!俺塾!!も80回目を迎えます。一昨年の12月末に始めた勉強会が、今まで一度も休むことなく毎週開催できたことを嬉しく思います。
 これをからは、少しずつでも公開していくことを目標に頑張りたいと思います。やはり、内輪だけでやっていてはわからないことも色々とありますし、毎週毎週調べ学習してくる内容を自分達だけで消費してしまうのはもったいないですからね(笑)
 何より、勉強したいという気持ちに始まり、自分達で調べ学習するという領域にまで辿り着いたとなれば、次のステップは発表することだと思います。
 私がこの勉強会をするにあたってずっと考えていたことは、徐々にハードルを上げてレベルアップしていくことでした。参加者のレベルに合わせて、ドンドンと課題を出して行きたいと思っています。
 そのひとつが公開講座なのです。
 今回、講師を務めるMASAさんは、調べ学習開始のときも先陣を切って調べてきてくれた強者です。今回、公開講座をやろうと言い出したときも、快く受けてくれました。
 まずは、この一回を成功させ、あとに続いていただきたいと思います。

 さて、長くなりましたが、公開講座に向けて「人前で発表してみよう!!」というシリーズを続けております。自分なりに、発表会や勉強会、授業などで人前に立つときに気を付けていた部分を改めて解説しています。

①セルフトークやリセット行動を準備
 緊張したり、思いがけないミスをしたときのリカバー
 セルフトークというのは、自分のやる気を高めるための一言です。イチロー選手は三振すると「ネクスト」と言います。このように、自分がやる気を出せるような、あるいはミスをリセットできるような一言を普段から使うことで、気持ちの切り替えがスムーズにできるのです。
 リセット行動とは、セルフトークを行動にしたものです。腕を上げる、肩を回す、伸びをする、などなんでも構いません。
 大切なのは、気持ちをすぐに切り替えるということです。

②笑顔の練習
 語尾に「い」を付けるつもりで喋る
 これは、私がよく言うテクニックの一つですが、喋ったあと語尾に「い」を付けます。ただし、実際には声を出しません。気持ち「い」と言うようにするだけです。
 これだけで、喋っているときの表情が柔らかくなり、相手に好印象を与えます。また、一番最初に挨拶や自己紹介をするときから、好印象を与えられるでしょう。

③喋る速度が早くなっていないかチェックしておく
 それ以上ゆっくり喋るとバラエティ番組…というくらいでOK
 自分もそうですが、ついつい早口になってしまうので、役者さんよりもバラエティ番組の芸人さんのように喋ろうという意識で喋るようにしています。
 自分の話す速度というのは思った以上に早いので、ビデオ録画や録音によって確認するのがいいと思います。喋りがドンドン早くなる人というのは「アレも言おう、コレも言おう」という意識が強く、話の内容を整理できていないことが多いので、事前にしっかりと話の中身を整理しておくことも必要です。

④立ったときに正対しているかチェック
 爪先が相手のほうを向いていれば大丈夫
 これも、注意しておきたいことなのですが、喋るときに相手と正対しない人がいます。せっかく会場全体に視線を配って喋っていても、相手に正対しなければ「あなたに喋っています」という雰囲気が出ません。
 相手と正対するには、顔を向けるだけでなく、爪先を向けることを意識しましょう。爪先を向ければ、自然とその相手に対して向き合うことになります。

⑤待ち時間の確認
 喋ったあと、メモをとる時間は十分か
 自分が喋ったり、指示を出したあと、しっかりと相手を待たなければなりません。喋っていることを聞きながらメモをするなど、二つの行動を同時に行うのは意外に難しいものなのです。
 そこで、喋る時間と書く時間をしっかりわけるようにします。相手がメモをとる時間には、極力喋らないようにします。沈黙が怖い人は、一度喋った内容を、言葉を変えてもう一度喋るようにすればいいのです。そうすれば、二回目に喋っている間に、相手はメモを取れます。
 私がよくやるのは、一度喋った内容を、わかりやすい言葉にかえてもう一度喋るというものです。

 以上、勉強会では10項目近くあるのですが、ブログ上では割愛しておきます。
 発表会はいよいよ28日(日)に迫っていますので、講師MASAも緊張しっぱなし。ブログ上でもご参加の受付をしていますので、希望される方はご連絡ください。

参加申し込みはコチラ

 今回も、人前で発表しようというお題で、7月28日(日)の勉強会に向けて事前の心得のようなものをお話ししました。今回は、前回より一歩進んで、事前準備だけでなく開催当日の注意すべきことについてです。
 内容は以下の通りです。

会場の配置を確認しよう
 相手にとってオープンな姿勢になっているかどうか
  遮蔽物などはよけること
  机上には何もないか、演台と客席との間には何もないか
  立ち位置などもしっかり確認→まっすぐ立つ

黒板やスクリーンなどは見えているか
 ビジュアルなものは見えないと意味がない
 写りが悪いなども事前に要チェック

座席の配置
 グループワークをする場合、席の配置を考える必要がある
 人数やグループ数によって変化
 グループワークの場合はメンバーにも留意→人間関係に注意

設備は十分に使えるか
 事前に確認しておくこと→特にAV機器
 故障や不都合などイレギュラーはないか

受付の位置、資料の配置などにも気を配る
 受付はわかりやすい位置
 資料は各席に置くor一括で渡すor受付で配布

では、いよいよはじめましょう!

①資料の確認
 全部揃っているか、不足はないか確認すること
 何がどれだけあって、両面印刷か片面印刷か

②挨拶と自己紹介
 自己紹介があると、相手との距離を縮められる
 まずは自分が何者かを話すこと
 特に初参加の人間が一人でもいる場合

③目的や内容の要約
 今日はこんなことをやりますよ…という予告をしておく
 内容や展開の予定→「最初はコレ、次はコレ、最後はコレ」

④内容
 伝わっているかどうか→表情や手の動き、姿勢でチェック
                伝わっていなければ表現を変えてもう一度

 意見を出させる→質問と発問の使い分け
            質問…答えがある・単純にYESorNO
            発問…答えがない・それぞれの答え

誘導
 集中と開放の誘導→「見てください」「大事なことを言います」
              「集中して」「聞いてますか?」
              などの言葉で、相手を集中させる

指示
 指示はしっかりと意味がわかる言い方をする
 加えて、目で見てわかるようにするのが良い→実物を見せる

 さて、すでに告知の通り、第80回勉強会は公開講座の予定です。
 講師MASAは、そのための準備で大忙し。
 我々も、全力で彼をサポートすべく頑張っております。
 そんな彼のためというわけではありませんが、人前で発表するための準備や本番での工夫について、まとめてみることにしました。
 すでに、参加者には伝えてあることばかりですが、改めて確認しておきましょうね。

1、内容の吟味→何をメインにするのか
 これは当たり前ですが、まずは発表の中のメインディッシュを考えなくてはなりません。あれもこれも盛り込みたいというのが人情ですが、あまり色々な話をすると焦点がボケてしまって内容が薄くなってしまいます。
 そこで、最初に「今回は何を伝えるのか」をひとつに絞っておきます。
 他の内容は上手く伝わらなくてもいいから、これだけは伝えるぞ…という内容をひとつ据えて、それが中心にくるように発表の内容を組み立てていきます。

2、山場を3 つ用意する
 メインの内容を決めたら、山場を3つ考えます。
 私はよく、はじめ→なか→おわり、という構成で全体を捉えますが、それぞれのパートの中に山場を持ってくることで最後まで退屈せずに聞いてもらえるようにするのです。
 このとき、3つの山場はそれぞれが無関係ではいけません。
 山場①+山場②+山場③=メインディッシュ
 という構成を心掛けましょう。逆に言えば、構成を考えるときは、メインディッシュの内容について、どのように3分割して説明するかを考えるのです。
 私の場合は、1時間の内容なら20分ずつに分けて、その中で各ひとつのことを説明するようにしています。なぜ3つかと言われると、それ以上の内容は頭に入らないからです。いっぺんに3つ以上の内容について説明されたところで、ほとんど頭には残りません。それなら、3つのことについて説明し、どれかひとつでも持ち帰ってもらう方が良いのです。

3、集中と開放を考える
 発表中、ずーっと集中して聞いてもらうのは無理です。
 人間の集中力は、それほど保ちません。
 そこで、内容に集中してもらう時間開放の時間(リラックス)を設けておきます。
 集中の前には「はい、これがポイントです」など言葉を使って注意を引いたり、「ちょっとこれを見てください」などと言って視線誘導を行ったりして集中してもらいます。
 逆に、開放の時間は、雑談を交えたりギャグを言ったりして、一服してもらうのです。
 相手の様子を見ながら、ダレたときや集中が切れたときに開放を挟むのがいいですが、最初からそう上手くは行きません。そこで、初心者は7分に一度、開放の時間をとるようにしましょう。
 これは、講師時代に生徒の集中が切れる平均的な時間を測ったものです。

4、リハーサルをする
 誰だって、最初から上手な発表はできません。
 ですから、リハーサルを重ねることで、少しでも経験値を稼いでおきましょう。その時のポイントは、以下の通りです。
 ①時間やしゃべる速度を確認
 ②集中と開放を意識すること
 ③考えられるイレギュラーは何か
 ④姿勢や視線に気をつける
 ⑤言葉遣いや表情などにも注意
 自分一人で確認するのは限界がありますから、他人に見てもらって意見を言ってもらうのが一番です。特に、姿勢や視線、言葉遣いや表情などは、自分ではなかなか気付かないものです。
 ぜひとも誰かに確認してもらって、妙なクセが出ていないか、上手く話せているかどうかの参考にしてください。

 最後になりましたが、改めまして公開講座にご参加される方を募集しております。
 よろしければ、ぜひともお越しください。
 事前申し込みが必要ですので、詳しくは上記リンク先を。

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