my魂

タグ:好印象

 去る2月22日(土)、奈良県文化会館にて今年最初の夢を笑わない集まりを開催しました。
 今回は、「話し方を高める」というテーマで、講義+体験という中身でやりました。
 資料として、
ココナラで販売中の情報商材を利用しましたので、参加者にとってはココナラの資料を実際に手に取る機会にもなりました。

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ココナラでは電子データでお渡ししていますが、もちろん今回は紙に印刷したものをご用意。
 最初のページが資料で、あとは解説になっています。
 この資料は、すでに魁!俺塾!!で紹介したことのある内容です。
 資料の詳細は、下記リンクから。

 「話し方を高める」の詳細について

 実際の資料は、この内容に加えて補足説明がされています。
 また、講義の際には、具体的な事例を交えながら話しますので、すぐにでも使えます。例えば、視線の話では、エレベーターに誰かが乗ってくるときにこちらをチラリとも見ないで乗ってこられるとものすごく不快な気分になります。これはなぜかといえば、視線を合わさない=無視されている・認識されていないという受け取り方をするためです。
 ですから、相手を見るという行為は「あなたを認識しています」「認めています」というサインになるのです。
 話すというのは、単純な言語活動ではありません。

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 先程の視線の話などもそうですが、言語以外の視覚の部分が重要なのです。ですから、語彙を増やすとか敬語を使えるようになるとかいうのも大事ですが、それ以上に表情や仕草、視線の向け方などを練習することで印象が大きく変わるのです。
 実際に、参加者には視線を外して喋るとどうなるかをやってもらいました。

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 相手を見ながら喋るのと、相手を見ないで喋るのとではどの程度印象が変わるのでしょうか。
 実は、相手に視線を向けるのと向けないのとでは、見た目の印象だけでなく声や喋り方にも影響があります。相手を見ないで喋ると、抑揚がなく、声も小さくなりがちで、何が言いたいのかイマイチ伝わらないのです。
 これは、相手がどれだけ熱心に聞こうとしていても、そのように感じられます。
 逆に、相手を見て喋るように意識すると、声の調子も良くなり、抑揚がついてわかりやすくなります。ですから、喋るのが苦手だという人は、まず相手を見ることだけを意識すれば良いのです。
 参加者同士でやってもらうと、思った以上にお互いの言いたいことがわからず、話を聞いていても違和感を感じるという意見も出ました。
 話すときに、いかに資格情報が重要かがわかる例です。
 また、視線を向けようと意識するだけでも、声や抑揚がハッキリと聞きやすくなり、好印象を与えるというのも見逃せないポイントです。

 奇しくも、今日は成人式です。
 新成人の皆様、本当におめでとうございます。
 成人式について、ちょこっと日記を更新してますので、私見ですがどうぞご覧くださいませ。

 
成人式について思うこと

 やるからには、ローリスク・ハイリターンな式であって欲しいと思います。

 さてさて、しばらく続いています話題にのぼる人物論。
 今回は、スキを作ることについて書きます。
 あなたには、わかりやすいスキはありますか?
 スキのない人は、意外と付き合いづらいものです。
 完璧で、スキのない人間というのは近寄りがたいものですが、スキのある人間というのはなんだか人間味が感じられ、ちょっと構いたくなるものです。
 よく、恋愛論で言われるちょっとしたスキですが、人の話題にのぼるにはちょっとしたスキがある方がいいのです。
 これには、大きくふたつの理由が挙げられます。
 ひとつは、先に挙げた通りスキのない人間は近寄りがたいからです。人に好かれ、話題にあがるような人物像を目指すなら、当然ながら近寄り難い雰囲気はNGです。ちょっとしたスキを演出することで、とっつきやすい人間になりましょう。
 もうひとつは、後々の付き合いのことです。最初にスキのない完璧な人間像を見せてしまうと、ちょっとしたミスや失敗で大きなマイナスになってしまいます。ところが、最初からちょっとしたスキを作って不完全な部分を見せておくと、多少の失敗も目をつぶってもらえます。
 完璧な人間がちょっとした言い間違いをすると誰もが気に留めますが、普段からそそっかしい人間が多少言い間違えたところで誰も気にしないのと同じことです。
 以上のような理由から、人の話題にのぼる人物になるためにはちょっとしたスキを演出する方がいいのです。
 では、スキをどのように作るか。
 この話をすると、誰もが考えこんでしまうようですが、一番簡単なのは笑顔を作ることです。
 要は、相手が身構えずに心を開けるようなポイントを押さえていればいいのですから、笑顔を作って相手の警戒心を解くことは立派なスキです。にこやかに、なごやかに相手に接するだけで、実はちょっとしたスキが演出できているのです。
 それから、ドジなところを見せること。つまずくとか、言い間違うというのが好例ですが、愛嬌のあるドジを演出しましょう。私などは、学校に勤務していたときにはわざと言い間違って生徒のツッコミを待つという手をよく使いました。もちろん、あまり頻繁にやると失笑モノですので、そのへんはよく考えて笑える限度に留めておきましょう。
 ドジなところを見せる以外には、失敗談を話すという手があります。実際にドジなところを見せるわけではないのでそれほどマイナスの印象を与えませんが、とっつきやすい印象を与えるのにうってつけの方法です。
 また、ギャップを設けるという話でも書きましたが、最初にちょっとドジなところを見せておいて、実はしっかり者だと思われればさらに好感度アップです。
 ただし、気をつけてほしいのは、極端に自分を偽らないことです。演出過剰になってしまうと、本来の自分とのギャップで苦しむ羽目になります。
 私の知人で、見た目や言動をチャラく見せているけど、実は生真面目な人間がいます。その人から相談を受けるとき、たいていの場合はそのギャップによる苦しみです。
 最初は気楽で楽しい人間だと思われ、とっつきやすい印象を与えるのですが、ときおり生真面目なことを言ったり(しかもそれが、「重い」と思われる)、芯の強い部分を前面に押し出す部分があったりして、相手から敬遠されるのです。
 この場合は、スキやギャップの作り方が下手なわけです。ちょっとしたスキや、ギャップの作り方としては、あまり極端になりすぎるのも考えものです。
 スキを作るなら相手の警戒を解く程度、ギャップを設けるなら外見と内面で分けるほうがいいと思います。
 そうでないと、先ほど書いた私の知人のようなことになりかねません。
 自分に無理をしてまで、スキやギャップを作る必要はないのです。

 

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